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22年前のウクライナ訪問

 今から22年前の2000年9月に成田空港からロシアのサンクト・ペテルブルク、モスクワを経由して日本の約1.5倍の広大な国土を持つウクライナに視察団の一員として参加しました。
 きっかけは、福岡にいる社会保険労務士の大先輩からのお誘いでした。
 首都のキエフ入国後、プロペラ機でクリミア半島にあるシンフェローポリ空港に着き、歴史の教材で学んだヤルタ会談が行われた会場を見学。また文豪チェ―ホフの家博物館やサナトリウムを見学したことや、船に乗り行った「ツバメの巣」と呼ばれる崖に突き出した美しい古城で食事をしたことなど、当時の写真を見ながら懐かしく思っています。
 日本との時差は7時間足らずですが、首都キエフへの直行便がなく、ロシアの都市を経由しての長旅だったことも覚えています。キエフでの記憶はおぼろげですが、当時すでに街中にマクドナルドの店舗があったことや遠足姿の小学生たちが、私たち日本人のグループが珍しかったのかバスの中から盛んに手を振ってくれたこと、それになんといってもこの視察旅行の最大の目玉であるウクライナ政府の労働省(だったと思います)に視察団の一員として参加し、担当官より国内の労働事情について説明を受けたことなどを記憶しています。
 この1,500余年の永い歴史を持つ東スラヴ随一の古都キエフが、他国の侵略を受け戦火にまみれることがないことを強く願っています。
 当時40代半ばの所長の金丸でした。
金丸 | 2022/02/25